「ジェンダー、ライフ、ワークを語り合うパラレルサロン」

金曜の夜、翌日を気にせずに、思いのままに、気軽にジェンダー、ライフ、ワーク、を語り合う機会をもうけます。日本文化人類学会で初めてたちあがった男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会の4人の人類学者が、19時からと21時から、zoomブレークアウトルームで各時間帯に二店ずつ、計四つのサロン店を開きます。飲みながらでも、寝かしつけながらでも、気軽にお立ちよりください。

日本文化人類学会(JASCA)男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会主催、FENICSは共催として開催します!
202112003 「ジェンダー、ライフ、ワークを語り合うパラレルサロン」修正のサムネイル

日時:2021年12月3日(金) 

場所:Zoom

時間 ①19:00~20:45  ②21:00~22:45

お申し込み:https://forms.gle/FhgGvHwgzmXHUp4x9

①19:00~下記、二つの店が開きます。

★「ジェンダーと文化人類学」 
サロン店主:中谷文美(岡山大学・教授)  
代表作:『「女の仕事」のエスノグラフィ―バリ島の布・儀礼・ジェンダー』2003年,世界思想社。
『オランダ流ワーク・ライフ・バランス―「人生のラッシュアワー」を生き抜く人々の技法』2015年,世界思想社。

ジェンダーやSOGIEに向き合うのに、文化人類学ならではのアプローチってあるんでしょうか。研究テーマとしてだけでなく、授業でジェンダー関連のテーマを取り上げている人も、考えていること、困っていることいろいろ、一緒に話してみませんか。

★「フィールドに行くのは夢のまた夢?」
 サロン店主:嶺崎寛子(成蹊大学・准教授)
代表作:『イスラーム復興とジェンダー―現代エジプト社会を生きる女性たち』2015年,昭和堂。

(自分・パートナー問わず)結婚・妊娠・出産と研究の両立ってみなさんどうしてるの?フィールド調査も研究も続けたいけど、気づけば首が回らなくなってきたぞ? 子連れフィールド調査以前に日々のケア労働との両立でいっぱいいっぱい!そんな皆さま。愚痴ったりノウハウを共有したりしませんか。日々の思い、聞かせてください。

②21:00~ 下記、二つの店が開きます。

★「同業者がパートナーってどんな感じ?」  
サロン店主:岩佐光広(高知大学・准教授)
代表作:『高齢者のウェルビーイングとライフデザインの協働』鈴木七美・ 岩佐光広・藤原久仁子共編、2010年、御茶の水書房。

タイトルの疑問は、パートナーが同業者じゃない私が抱いている素朴な疑問です。この疑問を導きの糸のひとつとして、ライフとワークをめぐるパートナーとの関係性について、アレヤコレヤ話しましょう。なお、ゲストに門田岳久さん(立教大学)をお招きします!

★「子連れフィールドワークしてみる?」  
サロン店主:椎野若菜(東京外国語大学AA研・准教授) 
代表作:『結婚と死をめぐる女の民族誌―ケニア・ルオ社会の寡婦が男を選ぶとき』2008年、世界思想社。
『境界を生きるシングルたち』『シングルのつなぐ縁』2014年、人文書院。

出産したあと、フィールドワークをどうやって再開したらいいのだろう?子連れの場合、フィールドは変えるべき?どんな準備が必要?子どもを置いていく場合、どんな工夫がいる?アフターコロナに備えて、ともに計画し始めましょうか?

連絡先:wakanatokyo@gmail.com (椎野)

主催:日本文化人類学会男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会

共催:FENICS