12月10日(土)@本郷 FENICSサロン
 「女性フィールドワーカーの健康管理」
 
女性フィールドワーカーは、女性という身体をもつがゆえに、フィールドワークをする際に男性とは異なる身体差を思い知らされることが多い。女性特有の身体とどう向き合い、ライフワークとしてのフィールドワークを続けたらよいのか。
女性の健康に関する基礎知識について、産婦人科医の立場からお話をいただき、その後参加者同士で性や健康に関する率直な情報交換の場を設けます!個人的にも、聞きたい・・・と思ったことを、女医さんに聞くことのできる貴重な機会です!
 
また本サロンは、『女も男もフィールドへ』(FENICS100万人のフィールドワーカーシリーズ12巻、古今書院、2016)に関連しています。
 
お話:村上麻里(産婦人科医)さん
  「女性の健康に関する基礎知識について」
 
話題提供:久世濃子(霊長類学)
   「妊娠時のフィールドワーク」「フィールドで発症した卵巣嚢腫」
     椎野若菜(社会人類学) 
    「乳腺炎とマラリア」
共通話題:「フィールドで、生理のことどうしてる?」ほか
 
日時 2016年12月10日(土)13:00~16:00
場所:東京外国語大学本郷サテライト5F
資料代:500円 
子連れOKです!(何歳のお子様といらっしゃるか、念のためご連絡ください)
 
<報告>
関西からかけつけた参加者も3名。熱帯地域でフィールドワークをする女性フィールドワーカーが多く集まりました。妊婦、これからのライフプランとともに不安をもったPD以上の方々。産婦人科医、村上麻里先生のお話はこれからフィールドにいく女子、出産後、更年期を気にし始める女性にも大きな意味がありました。参加者はそれぞれでのフィールドにおける悩み、質問、を気軽にできる雰囲気で話は多岐にわたり、継続的にこうした集まりをする必要性を主催者側も感じました。今後は関西でも北海道でもやります!女子学生をフィールドワーク連れていく、派遣する男性教員も、この機会を利用してください。ご希望、お寄せください。