目次
口絵
イントロダクション 衣食住からの発見(佐藤靖明・村尾るみこ)
Part1 信頼関係の構築
1.アマゾンの村での飲み食い―フィールドワーカーは「村人」になれるのか(大橋麻里子)
2.酒が主食の農村で(砂野 唯)
コラム1 家を建て、村に住まう(村尾るみこ)
Part2
新たなテーマの開拓
3.家畜キャンプにたどりつくまで―東アフリカ牧畜民の移動と紛争(佐川 徹)
4.西アフリカ都市で着る・仕立てる(遠藤聡子)
コラム2 旅する「モラン」(戦士)と赤い布―ケニア、マサイ系牧畜民・サンブルの地にて(中村香子)
Part3 日常生活を支える工夫
5.南極におけるフィールドワークの生活技術 (菅沼悠介)
6.半乾燥地サヘルでの食事調査(石本雄大)
7.神出鬼没のチンパンジーを追って―予定の立たない森での生活(藤本麻里子)
コラム3 欲の根源は食欲(阿部幹雄)
Part4 調査生活で見出す世界のつながり
8.難民について調査する―食からみる難民社会へのかかわり方(久保忠行)
9.サンゴ礁の海に暮らす(里見龍樹)
編集後記
著者紹介