古今東西のフィールドの知恵を共有する,きっと,新しい何かが生まれる

第15巻 フィールド映像術

文理あらゆる分野で、野外調査に映像は急速に普及している。撮影テクニックの紹介にとどまらず、動画の効能、意外な活用法、上映することでの新たな発展など、映像術の魅力的な可能性を幅広く紹介した入門書。学術調査に映像が導入された歴史的背景や理論的背景を体系的に説明した第1章は、あらゆる野外科学に共通する基本文献として貴重。

口絵
イントロダクション フィールド映像術
PART1 理論編 ―映像の学術的枠組み
1.フィールドにおける映像の撮影―歴史的・理論的背景から(箭内 匡)
2.学術映像の制作に向けて―文化科学・自然科学における映像制作の基本的問題(村尾静二)

PART2 制作編 ―フィールドと映像のさまざまなかたち
3.博物館映像学の観点からみた北極海における撮影の意義(藤田良治)
コラム1 動物目線のフィールド撮影術(渡辺佑基)
4.霊長類のフィールドワークと映像の活用法(座馬耕一郎)
5.南極湖沼に棲息する謎の植物を追って―映像を活用した調査・研究とその意義(田邊優貴子)
コラム2 自然特有の動きを収めた画像を人が認識しやすい動画映像に変換する(中村一樹)
6.音楽・芸能を対象にした民族誌映画の制作と公開をめぐって―エチオピアの音楽職能集団の事例より(川瀬 慈)
コラム3 観客に届く映像作品をつくるには?―原 一男監督の「ドキュメンタリー映画制作講座」より(小林直明)
コラム4 民族誌映画祭―同時代の現実が交叉する時空(伊藤 悟)

PART3 応用編 ―映像によるかかわりの創出
7.調査写真・画像から展示をつくる―現地と母国の市民をつなぐ応用映像人類学(高倉浩樹)
8.結びつける力―参加型映像制作の実践(分藤大翼)
9 メディアに還(かえ)っていく―「市井の人びとによる記録」のアーカイブづくりにみる、映像と人の協働のかたち(松本 篤)
コラム5  機材選びに役立つ情報(森田剛光)
PART4 座談会 映像が切り拓くフィールドワークの未来(司会:分藤大翼)
編集後記    分藤

 

 

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