「出産・育児と研究の両立を目指して~男女の研究者の体験談を聞き、今後の取り組みを考える~」 9月24日(土)17-19時@哺乳類学会(筑波大学)F-12自由集会
 
学会員以外はクローズドで会費を払わねば入場できないですが、12巻『女も男もフィールドへ』にちなんだ自由集会を、哺乳類学会@筑波大学にて開催します。お出かけをお考えの方は、ぜひいらしてください。
 
出産・育児と研究の両立を目指して~男女の研究者の体験談を聞き、今後の取り組みを考える~

○企画要旨

哺乳類学会でも若手を中心に女性の会員が増えてきたが、中堅以上の会員における女性の比率は高くはない。研究者として仕事に打ち込める(打ち込むべき)20~30代は、女性にとっては妊娠・出産・育児と重なる為、研究との両立に困難が伴い、時にはどちらかを諦めざる得ないこともある。また、女性自身の努力だけでなく、家族はもちろん周囲の人の理解やサポートが、両立を可能にするかどうかの大きな分かれ目になる。本集会では、こうしたライフイベントと研究の両立を試みて活動してきた男女の研究者がその経験談を語ると共に、両立に可能にする為の工夫や環境作りについて議論する。

<発表者>

(1)小坂井千夏(農研機構):学振特別研究員(RPD)の申請・採用過程と、週末婚での育児と研究の両立

(2)久保麦野(東大新領域)・久保泰(東大博):育児と研究の両立を目指す妻、とその夫の立場から

(3)下岡ゆき子(帝京科学大学):産休・育休を乗り切り方(私大教員の場合)と、夫に頼らずにフィールドワークをする為の試行錯誤

(4)高槻成紀(麻布大):産休教員の経験や両立を目指す女性研究者を見てきて思うこと

(5)椎野若菜(東京外大):産休・育休を乗り切り方(国立大教員の場合)と、子連れでの国内外での学会参加

(6)久世濃子(科博・学振):子連れ&子なしフィールドワーク