3月24日(日)に、東京・三軒茶屋の生活工房で開催中の「映像のフィールドワーク展」の関連イベントとして、「とる、みる、つかう。―暮らしの中の記録と表現、その現在形」をテーマにトークセッションを行います。

映像に写された他者の記録は、どのようにして、それを観る私たち自身にとっての「記憶」や「体験」となるのか。映像記録やそのアーカイブを活用しながら、創造的表現を展開する3組の活動を交流・交差させながら、会場の参加者の問いも交えつつ対話を深めていく、ざっくばらんな会です。

ECフィルムの活用プロジェクトや本展の制作過程についてご紹介するほか、remoの松本篤さんは、「〈アーカイブ〉を書き換えることは可能か」という問いをめぐり、現在進行中の「穴アーカイブ」や「世田谷クロニクル1936-83」(https://ana-chro.setagaya-ldc.net/)等の活動について、またアートユニットの小森はるかさんと瀬尾夏美さんには、昨年陸前高田で行われた参加型プロジェクト「二重のまち/交代地のうたを編む(仮)」の実験的な手法についてお話しいただく予定です。

多くの皆様のご来場、お待ちしております。

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【映像のフィールドワーク展〜20世紀の映像百科事典をひらく】(会期:3/16-4/7)
http://www.setagaya-ldc.net/program/441/

トークセッション「とる、みる、つかう。―暮らしの中の記録と表現、その現在形」

◼︎3月24日(日)14:00-16:30 
◼︎会場:(東京・三軒茶屋キャロットタワー内)生活工房5階セミナールームAB
◼︎参加費:無料/50名(申込先着) 申込は以下のサイトの申込フォームよりお願いします。
https://www.setagaya-ldc.net/contact/?id=237&p=related

誰もが毎日大量の「記録」を残す現代。記録とはどんな意味を持ち、誰に受け渡していくものなのか。
生活工房とともに記録映像のプロジェクトに携わる方々と語り合いながら、その問いに向き合います。

【登壇者】
・下中菜穂(EC活用プロジェクト/造形作家)*「映像のフィールドワーク展」企画制作
・松本篤(remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織])*「穴アーカイブ」企画制作
・小森はるか(映像作家)+瀬尾夏美(画家、作家) *「陸前高田の記録を読み直なおす/声に出す」企画制作
進行:丹羽朋子(EC活用プロジェクト/NPO法人FENICS)