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FENICSと共に活動する「フィールドワークとハラスメント」(Harassment in Fieldwork, HIF)は、女性や学生、若手研究者が安全にフィールドワークを行えるようにすることを目的として活動している有志による共同研究です。

この研究グループでは、不定期の研究会の開催やハラスメント体験記の収集をはじめ、フィールドにおいて遭遇しうるハラスメントの被害の実態、それらの多岐に渡る背景事情を把握し、それを学術界・社会に広く発信していくために日々活動しています。

この活動の一環として、この度、第4回オンラインサロンを開催する運びとなりました。

今回は東北大学の沼崎一郎先生を講師にお招きし、フィールドワーク中に生じうるハラスメントに対し、研究者がどのように向き合うべきか、お話をうかがいます。沼崎先生は、長年ジェンダーやセクシュアル・ハラスメントに関する課題に取り組んでおり、学術界におけるハラスメント問題に造詣が深い方です。先月は、『キャンパス・セクシュアル・ハラスメント対応ガイド―あなたにできること、あなたがすべきこと』(嵯峨野書院)の読書会を行いましたが、今回はその著者の沼崎先生をお迎えできることとなりました。
  
性別や教員/学生という立場にかかわらず、フィールドでハラスメントに遭遇しないために、あるいはハラスメントに遭遇した際にどのように対処するかを想定するために、議論に加わってみませんか?

開催日時:2021年11月22日(月)16:00~17:30

実施形態:オンライン(Zoom)

講師:沼崎一郎先生(東北大学文学研究科・教授)

題目:フィールドワークとハラスメント

要旨:ハラスメントを権力構造と暴力の問題と捉えたうえで、フィールドワーク状況に特有の権力関係に焦点を当てつつ、フィールドワーク状況が可能とし、また解決困難としているハラスメントとはどのようなものかを考える。

受付期間:2021/11/20 23:59まで

参加申込み方法:以下のGoogle Formからお願いいたします。

https://forms.gle/sU6nXNLDQqVkooJU6

注意事項:お申込みいただいた方には、サロン前日の11月21日にZOOMのURL,ミーティングIDとパスコードをメールでお伝えします。お申し込みの際は、メールアドレスを正確にご記入いただくようお願い申し上げます。11月21日中にメールが届かなかった方は、サロン当日(11月22日)の正午までに下記問い合わせ先までご一報ください。

主催:フィールドワークとハラスメント(Harassment in Fieldwork, HIF)企画者一同

共催:FENICS, JSPSナイロビ研究センター

お問い合わせ先:fieldworkandsafety@gmail.com

ウェブサイト:フィールドワークとハラスメント (live-on.net)