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タグ : 子連れフィールドワーク

連載:子連れフィールドワーク:乳児・パリ編(中川千草)

第12巻『女も男もフィールドへ』に寄稿したことをきっかけに、子連れフィールドワーク経験者の語りに触れる機会が増えた。わたしは39歳で妊娠した。妊娠中から産後にかけて「いっぱいいっぱい」。しかし、子連れフィールドワークへの意欲だけは消えなかった。ようやく実現したのは、子どもがちょうど8ヶ月になる頃だった。ただし、子どもの体調面を考慮し、ギニア行きは断念し、フランス・パリを、はじめてのフィールドワーク先として選んだ。

連載:子連れフィールドワーク:マラウイ・エチオピア・ガーナ編(谷口京子)

マラウイに夫と8ヶ月の子供を連れていき、マラウイからエチオピアとガーナにフィールドワークに行ってきた。マラウイの地方に子どもを連れていくとなると、初めに気になったのは病気である。マラウイの医療事情は非常に悪い。予防接種は自己負担だったので、予想以上にお金がかかった。こどもクリニックの先生から、下痢止め、鼻喉咳の薬、解熱剤を処方してもらった。子ども1人増えただけなのに、意外と大荷物であった。

連載:子連れフィールドワーク:ちょっと大きい子と(松本美予) 留守番編(松本英男)

この夏にスリランカ農村でのフィールドワークを行なった。私には小学4年生、1年生、そして2歳の息子がいる。夏休みに合わせ、スリランカに19日間渡航するにあたり誰を連れて行くか最も悩んだ、次男は学童保育、三男は保育園に所属しているため、夫も仕事の都合が合わせやすいだろうと考え、結局フィールドには長男を連れて行くことにした。息子自身は、母親を独占できるからか、海外に行けるからか、同行することを素直に喜んでいた。  留守宅の状況については、夫にも執筆してもらう。

連載:子連れフィールドワーク:一歳児と二人で ケニア編(椎野若菜)

1歳8か月の二男とともにケニア・ナイロビでのフィールドワークに行くことになった。毎年の調査計画をするにあたり、もう年度末あたりは卒乳できているであろうか?と想像し、夫も「2~3月だったら二週間、行ってきたらいい」と昨秋の段階でも言ってくれていた。だが秋に風邪、インフルエンザの疾患を繰り返すうちに二男は食べることにあまり関心をもたなくなり、何を食べてくれるのか?という状態に戻ってしまった。さすがに夫もお手上げで、私が調査に行く際に二男を「おいていくのは無理だ、一緒に行ってくれ」と言われた。

連載:子連れフィールドワーク:留守番編(椎野和枝)

私のコロナウイルスによって被る予想外な出来事は、今年2月26日の夕刻、突然安倍首相の「学校を休校にする」発言で始まった。フィールドワーカーの娘、椎野若菜は乳飲み子の二男ルーカスを連れて2月20日、ナイロビに出かけて行った。長男のジェイソン(以下J)は小学1年生の3学期の終わりを、はじめて母親と別れて過ごすことになった。留守宅は父親のイアンと祖母の私の三人でのくらしが始まる。

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