古今東西のフィールドの知恵を共有する,きっと,新しい何かが生まれる

メルマガ

タグ : ライフイベント

2021.3.26 21:30~ FENICS×変人類学研究所ヘンパシー 共催サロン 「世界の/で子育て!ー多様な親子関係を知り、肩の力を抜こう①」

「世界の/で子育て!ー多様な親子関係を知り、肩の力を抜こう①」 日時: 3月26日(金)21:30〜 オンライン(zoom使用) ※ただお話をお聞きになるのもよし、音声やチャットを使って対話するのもよし、お気軽にご参加く …

Hempathy-FNICSのサムネイル

ミュージシャンが集う家で子連れフィールドワーク(古謝 麻耶子)

モザンビークの首都マプト市に、3才になって間もない娘を連れて行った。夫も同行し、調査日程の前半の10日間を、中心街から40分ほど離れた郊外にある木琴ティンビラ奏者の友人の家で過ごした。彼は、ティンビラ以外にも多様な楽器を演奏することのできるマプト市生まれのミュージシャンで、数年前に建てたスタジオつきの家で様々なアーティスティックな活動をしている。部屋の壁全体がオレンジ色で、明るい雰囲気の家だったためか、娘は思ったよりも早く場に慣れ、のびのびとしはじめた。

連載:子連れフィールドワーク:ウガンダ(大平和希子)

ウガンダの研究を続けてきた。共同研究のフィールドワークで航空券購入の直前に第一子の妊娠が発覚して断念。それから1年半、10ヶ月になったばかりの息子を抱えウガンダへと旅立った。近い未来のフィールドワークに備え、「赤ちゃん連れのウガンダ」を体験しておきたかったからだ。3週間の滞在を少しでも安全なものにするべく、念入りに準備をした。

連載:子連れフィールドワーク:乳児・パリ編(中川千草)

第12巻『女も男もフィールドへ』に寄稿したことをきっかけに、子連れフィールドワーク経験者の語りに触れる機会が増えた。わたしは39歳で妊娠した。妊娠中から産後にかけて「いっぱいいっぱい」。しかし、子連れフィールドワークへの意欲だけは消えなかった。ようやく実現したのは、子どもがちょうど8ヶ月になる頃だった。ただし、子どもの体調面を考慮し、ギニア行きは断念し、フランス・パリを、はじめてのフィールドワーク先として選んだ。

連載:おっぱい研究者の子育て(蔦谷匠)

ふだん、ヒトの授乳や離乳など、「おっぱい」にまつわるいろいろのことを研究している私にとって、子供の誕生というライフイベントは、学んだ知識や理論を実地に検討するフィールドワークのようなものでした。何ヶ月かに渡って、そんな私の「フィールドワーク」について書いてみることとなりました。妻も研究者であり、わたしたちはふだん、神奈川と沖縄に別れて住んでいる。職場や上司の理解のおかげもあり、所属機関の休暇制度をフルに利用して、私は予定日の3日前に沖縄に移動した。……

« 1 3 4 5 12 »

マイページ

PAGETOP
Copyright © FENICS All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.
PAGE TOP